24年10月22日(火)にアルテナ株式会社の古田さんをお招きして、第4回もりもり勉強会を開催しました。古田さんとは数年来のお付き合いで、仕事の相談をしたり、プライベートではご飯に行ったりと普段からよくお会いしています。公私ともにとてもお世話になっています。そんな古田さんのお話を間近で聞くのは新鮮で、人柄を知っているからこそとても深い学びがありました。

個人的に特に良かったと思ったポイントを3点紹介します。

1.目の前の仕事にコミット

どんな仕事であれ目先のことに集中できないと成長はないと思っています。若手向けのキャリアのお話でしたが、万人に共通すると思いますし、自分にももう一度言い聞かせました。できると思っている仕事であれば前回よりももっと良いもので行うか、ちゃんと権限委譲して他の人ができるようになるなど、目の前の仕事で何かしら顧客にも自社にも成果を出すべきだと思っています。
プレイヤー視点、経営者視点、そして顧客視点の3点で捉えるといろんなコミットがあるように感じました。

また、コミットするからこそ顧客の様々な要望に応えようと努力しますし、その過程でやったことない仕事であろうともとりあえずやってみる。そしたら意外とできるかもしれません。こうして意外とできたことが自信になってスキルやキャリアを作っていくのだと思います。

2.目先の利益で動かない、ビジネスとは信用獲得ゲームである

古田さんを知っているからこそ、とても重みのある言葉でした。言うのは簡単ですが実行するのは難しいと思っています。仕事だけでなくプライベートでも言えることだと思いますし、日頃のちょっとした言動から出ているものなので、長い目で見て仕事や人間関係を作っていけるとよいです。

クライアント様にオープンにできる前提で仕事をすると言われていたことにもつながるはずで、目先の利益で動かないことはある意味相手に誠実に向き合わないとできないことだとも思っています。成果が出にくかったりわかりにくいけども地味で日の目を浴びない泥臭い仕事はやらなきゃいけないですし、そうした仕事も含めて誇りを持って見せられるのは、ちゃんと業務を行っている証拠だと思います。支援会社はこうした地道な業務の積み重ねて、クライアント様の成果につなげているはずです。

3.持続可能な実行体制&細かく改善する

支援側である程度権限ある方でないと実感しにくいかもしれませんが、個人の労働やスキルと会社としての体制と両面から非常に大事だと痛感しました。
古田さんの話を聞きながら、話に集中するよりもこのテーマに関して考えたいことが多くなってしまっていました。(ちゃんと聞きなさいという感じですが笑)
特に実行体制というととにかく手を動かすことを考えがちですが、人力に頼らずに仕組み化することで時間削減やサービスクオリティの担保ができる部分に目を向けるべきだと思っています。

こうした良い意味でのバックオフィスや実行支援体制を変えていって生まれる時間があるからこそ、クライアント様の内部体制の見直しや支援業として細かな改善に当てる時間の確保ができますし、支援会社として固定費・人件費を抑えておけばその分クライアント様への価格を抑えたサービス展開ができますので、結果的には価格優位性を作ることもできます。利益を取るか価格優位を取るかは経営判断になるかと思いますが、経営者・マネージャー陣が社内フロー等を見直して持続可能な体制を作ることの価値は大いにあると考えています。

最後に

若手向けの勉強会に年長ポジション?で参加することは、若手とは違った視点で話を聞けることに価値があると感じています。
若手に向けては手触り感のあるわかりやすい内容や若手の業務・ポジションに合わせた話になりますが、その話を実行した先にあるものを経験したり新たな壁にぶつかっている人にとっては、もう一度考え直すよいきっかけになります。
また、ほぼ同業であり同年代の経営者が若手に向けてどのようなことを話されるのかにも興味がありました。古田さんがプレイヤーをされているからこそ響くものがあり、自社に取り入れたい考えも多かったです。

もりもり勉強会を無事に開催できたアノマリーマーケティングの原さん、グランフェアズの岡崎さん、そしてお話しいただきましたアルテナ株式会社の古田さん、ありがとうございました。

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投稿者プロフィール

二村 勇輔
二村 勇輔
Ivy do株式会社の代表取締役です。アクセス解析やWebマーケティングを中心に集客・採用支援を担当しています。通常業務に加え、必要に応じて各士業と相談しながら労務・経理周りの相談も受けています。趣味はご飯とお酒とロボットアニメと靴磨き。